Journey to Japan
-Exploring the modular concept in N-
(日本語訳版)
画像をクリックすると拡大表示されます。
6P分のPDFです。ダウンロードしてご覧いただけます。
※無断転載禁止。「RAILWAY MODELLER」の画像の著作権は全てPritchard Patent Product Co. Ltd (PECO) にあります。
PECOとKATOは「鉄道模型のレール製造販売会社」としてみたらライバル会社な訳ですが、PECOレールの輸入販売を始めたり、OO9車両でのコラボレーションを始めたりと、鉄道の始祖たる英国へのリスペクト=ものづくりJAPANへのリスペクトを互いに持ちながら数年が経ちました。
これまでKATOとしても遠い異国だった英国の鉄道模型文化ですが、英国最大の鉄道模型ショーであるWARLEY SHOWに出展したり鉄道遺産(保存鉄道)を訪れたりしている中で分かったことは、英国人の鉄道模型に対する思いと考え方の広さと深さです。英国には「RAILWAY MODELLER」を始めとする月刊鉄道模型専門誌が数誌存在しますが、そのいずれにも鉄道模型趣味というものの精神論が書き込まれています。人は何故鉄道の模型を手にしたいと思うのか。何故模型を集めたいと思うのか。ジオラマは何故必要なのか‥
鉄道趣味は1日にして成らず。それが滲み入るように理解できる、読み応えのある本がたくさんあります。その中でも最も歴史がある「RAILWAY MODELLER」では毎月鉄道模型クラブや個人作家が作られたジオラマが、製作方法やプロトタイプの歴史を含めて多数紹介されています。鉄道とも模型ともあまり関係のないブロガーによるコラムなどもあり、読み物としての鉄道模型雑誌としては英国随一のものです。
「RAILWAY MODELLER」と「CONTINENTAL MODELLER」はホビーセンターカトー東京でご購入いただけますが、スマートフォン用のアプリでデジタル版もご購入いただけます。デジタル版の定期購読を申し込むとバックナンバーも閲覧できますので、過去の記事も読んでみたい方にお勧めです。